ケーブルカーでフィッシャーマンズワーフへ行く方法

片道6ドルでユニオンスクエアからフィッシャーマンズワーフまでケーブルカーで行ってみましょう。移動手段としては高いですが観光のひとつとして考えるととても安いです。意外と長い距離を走り、坂道を登ったり下ったり、アトラクションのように楽しめるのでお薦めです。

ケーブルカーには長蛇の列が・・・

パウエルストリートのケーブルカー発着所はほぼすべての人が乗り込むため混雑を予想しておいたほうがいいですね。

そしてケーブルカーが降りてくると、人力で回転台を押して反対側に向け直します。人力ですよ、これはびっくりしました。10年前に見てたと思いますが、これも忘れてしまっていました。

ケーブルカーの先頭に座れた

運良く順番が乗り込みの最初になったため、ケーブルカーの先頭の座席に座り、さらにステップ乗車の先頭にも立てました。これはかなり幸運だと思います。そして先頭というのは迫力も違います。

あとで書きますが、ケーブルカーの先頭に座れるだけで迫力が違いますし景色の見え方も全く違います。

上り坂の突進するような迫力がすごい

ゆっくりとケーブルカーがパウエルストリートを離れて登っていきます。まあこんなもんだろうと思っていましたが、どんどん登って行くと坂が急斜面となって向こう側が見えないんです。
この感覚はぜひケーブルカーの先頭で味わって欲しいですね。

両側に重厚なビルが立ち並び、さらに大きな木々が若干グリーンのトンネルのような状態でそこを登って突き抜けていくケーブルカーはまるでアトラクションです。

下り坂は少し速度が出て面白い

そして頂上まで登り切るとあとはフィッシャーマンズワーフに向けての下り坂が続きます。速度はそこまで早過ぎるということはなく、安全を考慮してしっかり止まれるスピードで下っていきますが、ステップ乗車をしているとこの体感速度がかなり早くて迫力があります。

特にシートベルトがないため、スリルはかなりあると思います。下の方にサンフランシスコ湾が小さく見えて、そこに向けて下るので、サンフランシスコの中心地から最も賑やかな観光地であるフィッシャーマンズワーフまでの位置がなんとなくわかると思います。

これも最前列の椅子とステップ乗車をしているからこそわかることですね。

実はかなり長い乗車時間

途中でチャイナタウン周辺に移動したりして、直線移動ではないのが面白いです。ケーブルカーは一直線でただ往復しているだけかと思いました。これによってさらに長い時間ケーブルカーからサンフランシスコの街なかを眺めることができます。

ただしやはり朝は寒いので、ステップ乗車をしている人の手はかなり冷たくなると思います。そこだけ我慢すればあとはかなり楽しめると思います。

最初に$6高いな、と思いましたが、これだけ楽しめれば安いですね。ただ早くフィッシャーマンズワーフに行きたい場合は車かタクシーで一直線に行ったほうがいいですね。ケーブルカーは移動手段としてはやや遅いと思います。
本当に観光が楽しめるため、サンフランシスコに行った際はぜひ片道だけでも乗ってみてください。

地図

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