ニューヨークのホテルにかかるデスティネーションフィー(Destination fee)
ニューヨークの中心地にあるホテルでは、宿泊費以外に別途デスティネーションフィー(Destination fee)というわけのわからない費用が請求されます。
大体20~30ドルが1泊ごとにかかります。2泊すれば50ドル前後およそ6,000円。3泊4泊5泊とどんどん加算されます。要するに宿泊費は実は30ドルくらい上乗せされた金額が請求金額になるのです。
ではデスティネーションフィー(Destination fee)とは一体何なのでしょうか。
宿泊費に加算されるホテルの収益源
デスティネーションフィーは宿泊費を安く見せて、別途請求するDestination feeで収益をかさ増ししていくための名目費です。
デスティネーションフィーを徴収しないといけないときまっているわけではなく、サービス料としてデスティネーションフィーをいただく、というだけなので、無駄な費用は払いたくないという方はデスティネーションフィーがかからないホテルを選ぶのが賢明です。私だったらそうしたいです。
デスティネーションフィー(Destination fee)の内容
Destination feeに含まれるサービス内容はホテルによって違います。
- ペットボトルの水500ml*2本
- ルームWifi接続
- バーのクーポン
- 市内電話
- ショップの割引
普通水は無料だし、Wifiも今どき無料。その他は使わない人は一切使わないですよね。これ実はただのおまけ程度のことで、単純にデスティネーションフィー(Destination fee)として毎日30ドル前後加算して取りたいだけなんです。そもそもニューヨークのマンハッタンのホテルって宿泊費自体高いのに、困ったものですよね。
これに関しては日本人も外国人までもが困惑しています。自分が使わないのに勝手にサービス提供されて請求されるんですから、押し売りみたいなものです。
ニューヨークの物価を考えるとこれくらい取らないとやってられないのかもしれませんが、なら宿泊費に最初から載せておいて、使わないサービスなど提供しなくてよいのですけどね。
ちなみにデスティネーションフィー(Destination fee)に似たものではハワイなどのリゾートやラスベガスのホテルでも同様のよくわからないサービス料が同額程度取られます。