チェスキークルムロフへFLIXBUSで行く方法
プラハからチェスキークルムロフへFLIXBUSで往復しました。プラハから乗るときに注意すべき駅の選び方があるので、その点も抑えて全体のFLIXBUSの乗り方などをまとめました。
FLIXBUSの予約方法とプラハの乗り場選び
まずはFLIXBUSのサイトから現在地をプラハ、目的地をチェスキークルムロフ(Český Krumlov)として検索します。
Český Krumlovは検索窓に「cesk」まで入れれば「Český Krumlov」が表示されるはずです。
検索するとかなり多くの時間でČeský Krumlov行きのバスが出ていることがわかります。
この検索結果画面で
- プラハの乗車バス停の名前
- 所要時間 出発時間・到着時間
- 直通(Direct)か乗り換え(Transfer)か
- 現在の乗客数状況
がわかります。
FLIXBUSは直通バスではなく路線バス
今回は29件ヒットしました。FLIXBUSはプラハ・チェスキークルムロフの直通バスではなく、これらの前後にほかのルートを回ってくる路線バスです。プラハからチェスキークルムロフまでの道のりで何回かバス停に停車して乗客を下ろしたり乗せたりするのでチェスキークルムロフではないバス停で降りないようにしましょう。
プラハの最寄りバス停を選択する
プラハ発のFLIXBUSのバス停は3箇所あります。この中から自分の滞在しているホテルに近いバス停を選びましょう。
プラハ駅近くにある「Florenc bus station」が中心にあるのでここを利用することになるはず。それぞれの出発駅のルートを選ぶと右側に地図が出せるので、そこで自分のホテルから近いバス停があればそちらを選びましょう。
荷物は手荷物とスーツケース1個ずつが無料
FLIXBUSは手荷物1個とバスの下に入れるスーツケース1個が無料です。スーツケースを追加する場合はオプションで追加できます。
ちなみに私はプラハのホテルにスーツケースを置いてチェスキークルムロフに1泊しました。ホテル代が無駄になりますが、重いスーツケースをチェスキークルムロフで持ち歩くのは困難だったため、またプラハに戻る予定だったためこれで正解でした。
チェスキークルムロフは全部石畳で、さらに坂道ばかり。正直大きな重いスーツケースを引いて歩くのは無理です。
洋服だけの軽い小さい機内持ち込みサイズのスーツケースであれば問題ないです。
Florenc bus station
プラハのバス停。Florenc bus stationはこんな感じ。
奥に入っていくとターミナルのビルがあるので、そこの入り口に電子掲示板があり、バスの停留所番号が表示されるので予約してバス番号などと見比べながら正しいことを確認してバス停でバスを待ちます。
バスは出発の15分前くらいに着くこともありますが、普通に路線バスなので渋滞状況によってはギリギリの時間で到着することもあります。
自分がバスの乗車時間よりも先に着いていれば乗れなくなることはないので安心して待ちましょう。
運転手がバスの外で待っているので、彼にスマホのメールで届いた予約画面を見せるとバーコードを読み取って座席番号を教えてくれます。座席は予約時に事前指定できますが有料なので私は座席指定しませんでした。座席指定している場合は予約画面に記載されているはずです。
バスは3時間
プラハからチェスキークルムロフまでは3時間です。途中に何箇所か停車しますが、5分程度の停車でほぼ走り続けます。
バスを降りるときはバス停が見えて止まりそうになると皆勝手に立って入り口の方に向かいます。チェスキークルムロフに着くまでに多くの人たちが降りていくので、それを見ておけば何となく降り方は掴めるはず。
停車ボタン等はないので、自分がどこにいるか把握するためにもグーグルマップのGPS機能で自分がチェスキークルムロフからどの辺まできているか確認しておくと確実です。
チェスキークルムロフの停留所はなぜか2箇所ある
チェスキークルムロフにはFLIXBUSの停留所が2箇所あります。最初の停留所はチェスキークルムロフ城側のバス停。
もうひとつは旧市街側に停まります。ホテルが旧市街側にあることがほとんどだと思うので、2回目に止まるバス停で降りるのが良いと思います。
私は荷物がなかったので最初に停車したお城側で降りました。超ど田舎感満載で、本当にここがチェスキークルムロフのバス停なのか不安でした。私ひとりしか降りなかったからです。
これが私が行きのバスで降りたバス停の地図です。
結果的にこちらで降りればお城側から町に南下していくルートで入ることができます。私はここで降りたほうが良い気がします。
そしてもうひとつ、私が降りたバス停のひとつ先の停留所がこちら。ここはバスターミナルになっていて、色々な方面に向かうバスが多く停車できるようになっていました。
ここで降りても問題なくチェスキークルムロフに入れます。バス停から町までの距離は最初に私が降りたバス停のほうが近いようにも感じました。
帰りはここのバス停から乗ってみました。バスは来たときと同じルートで戻っていくので、来たときに降りたバス停にも止まってからプラハまで走り始めました。結局どちらのバス停で降りても大丈夫ということが帰りに判明しました。