投稿日:2019年8月16日|最終更新日:2019年9月27日

【海外旅行英会話】入国審査(イミグレ)で使う英会話実例

入国審査(イミグレ)で使う英会話実例
入国審査は英語圏以外の国に行っても基本的に英語で行われます。そのため、英語が話せなくても絶対に英語で返答しなければいけません。

基本的に決まりきった質問をされるので、自分に当てはまる答えを予め用意しておくことが大切です。

What's the purpose of your visit?

What's the purpose of your visit?のほかに、Business or pleasure?と聞かれることもあります。

日本語訳

「入国の目的はなんですか?」という英語です。まずほとんどの入国審査で聞かれます。purposeが目的という意味で、パーパスと聞こえたら、答えは「観光」でしょう。

あなたが答える英会話

入国目的が観光の場合は「sightseeing」でサイトシーイングと単語だけ答えればOKです。

英会話として文章で答える場合は「I'm here for sightseeing」と答えるのがスマートです。ただし日本人のカタコト発音を聞き取ることができないネイティブはかなり多いので、単語でsightseeingと答えたほうがスムーズな場合もあります。

How long are you going to stay?

How longと聞かれたらどれくらい滞在するのかを聞かれているとすぐ理解できるでしょう。

日本語訳

「何日滞在しますか?」という質問です。入国審査ではどれくらい滞在するかは必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

あなたが答える英会話

3日間の場合は「For 3 days」だけで大丈夫です。Forは「間」という期間を表します。Forに続けて日数を言えば伝わります。文章で答える場合は「I'll be here for 3 days」と答えましょう。

私のように弾丸日程で遠い国に入国する場合、なぜそんなに短い滞在期間なのかを聞かれますが、長期休暇が取れないことと飛行機に乗ることが好きだからショートステイでも問題ないと答えています。

逆に1ヶ月、2ヶ月と滞在期間が長い場合は就労や不法滞在の可能性を疑われて質問が長くなります。滞在予定ホテルの予約証明や帰国便の予約証明が出来るもの、それなりの現金やクレジットカードを用意して質問全てに事実で答えられることが重要です。これらが証明できないと特にアメリカの場合、別室送りになる可能性が高まります。

Where will you stay?

滞在先を聞かれる質問です。これもたまに聞かれます。

日本語訳

「どこに滞在予定ですか?」という質問。この場合はホテル名を答えるのが良さそうです。実際ホテル名を知っている入国管理官はいないと思うので形式上聞いている感じです。

あなたが答える英会話

「I will stay at Marriott LA downtown」こんな感じでマリオットLAダウンタウンに滞在します、と答えればOKです。単純に「At Marriott LA downtown」とだけ答えるのもOKです。

もっとマイナーな小さいホテルの場合でもホテル名を答えるのがベスト。聞き取ってもらえない可能性もありますが、もしゴタついたらホテルの予約証明の印刷したものを見せればすぐ理解されるでしょう。普通はここまで取り調べのようにはなりませんが。

友人の家に泊まる場合は、突っ込んでそこは「どこにあるのか」と聞かれる可能性が非常に高いので、この場合は地図を予めプリントアウトしたほうが良いと思います。同時に友人は現地で何をしているかも聞かれるので学生、とか働いているとかの答えも用意しておきましょう。最悪は別室送りで友人あてに電話をかけて確認してもらうことになる場合もあります。

What's your occupation?

職業を聞かれています。これはよく聞かれるので覚えておきましょう。

日本語訳

「職業はなんですか?」と聞かれています。不審者と思われていなくても聞かれる項目です。要は現地で就労する必要がない仕事を日本でしている事実を聞きたいだけです。

「occupation」は形式張った職業という意味で、「job」よりも堅いです。日本人の場合、仕事という英語はJobやWorkを連想してしまいがちですが、入国審査の際などは「occupation」が使われることが多いです。入国審査官が「occupation」と言っても私達が聞き取れていない場合は「Job」とか「Work」と言い換えてくれることもあります。

あなたが答える英会話

職業は色々種類があるので、単語だけ言えばOKです。自分の職業を表す単語は必ず覚えておきましょう。

学生・・・student
会社員・・・Office worker
公務員・・・public worker
自営業・・・self-employed
part-time worker・・・アルバイト

などです。無職の場合は不法就労を疑われるのでできれば無職と答えたくないですが嘘があとでバレると大変なのでできればバイトでも何でもしておくことをお薦めします。

How many times have you visited this country?

何度ここに来たことがあるか、を聞かれる質問で、ごくたまに聞かれます。国ではなく都市名で聞かれることもあり、私はバンクーバーで都市名を使って聞かれました。

日本語訳

「この国に何回訪れましたか?」という質問です。何回来ようが勝手なんですが、他愛もない質問で重要なことではないのですが、できればスムーズに答えたいものです。

一説には、パスポートのスタンプの数と入国数を見比べているという情報もありますが、すべてのスタンプを見ることはできないし、パスポートが切り替わっていたら無意味、また端末で入国記録を見られるのでそれと答えた訪問数が合わなければ怪しまれるということもほぼないと思いますが、何度も入国しているのに「初めて」と答える明らかな嘘はNGです。

あなたが答える英会話

初めての場合・・・First time.
二回目の場合・・・Second time.
何度も入国している場合・・・Many times.

もし「Have you ever been to this country?」と聞かれたら、過去に入国したことがあるか聞かれているので、イエスかノーで答えればOKです。

他に入国審査で聞かれる項目

Do you have a return ticket?・・・帰国の航空券はありますか?
⇒イエスかノーで答えます。基本持っていないと印象は良くないです。

Are you traveling by yourself?・・・単独旅行ですか?
⇒イエスかノーで答えます。

Do you have anything to declare?・・・申告するものはありますか?
⇒基本的にノーで大丈夫だと思います。

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