タンソンニャット空港の出発フロアで野宿する方法
ホーチミンの国際線ターミナル、タンソンニャット国際空港の出発フロアでフライトまで野宿してみました。
結論から言えば普通に野宿可能、24時間営業の飲食店は屋外に複数ありました。出国審査が終わったあとの制限エリアには無料のシャワールームもあります。実際に空港野宿をしてみて気づいたことなどをまとめました。
タンソンニャット国際空港は24時間開いている
ネットで調べてみるとQ&Aサイトの書き込みによると、「ベトナムは共産国だから空港に24時間いられない、追い出されてしまう」という情報を見かけましたが、実際はそんなことはなく国際線出発フロアのドアは常時空いていて、警備が1人座っているだけです。普通に24時間空いていて、私以外にも空港野宿をしている人はいました。
国際線到着フロアが1階。
2階は到着フロアを眺めることができる通路スペース。
3階が国際線の出発フロアです。帰国までのフライトや国際線乗り継ぎの場合は3階の国際線出発フロアで空港野宿することになると思います。
2階は野宿慣れしているバックパッカーでも辛そう
2階の通路スペースは広くとられているものの、ベンチは配置されておらず床でそのまま寝るスタイル。これは正直辛いでしょう・・・。床で寝ている人がいましたが、自由に出入りできてしまうのでフライトを待つ人なのか、ただ単に眠りに入ってきたのかは不明・・・。
3階のチェックインカウンターのフロアで野宿する
3階の出国手続きフロアには3~4個のベンチが連結したものが点在しています。外からの入口近くにあるベンチは野宿どころか常に満席に近いので、おすすめは左右両端のガラス沿いのベンチか、出国手続き近くのベンチです。私は出国手続きの近くのベンチで1時間ほど仮眠しました。
ただし制限エリア外で誰でも出入りできるため、貴重品はしっかりホールドしておく必要があります。
また夜中はフロア清掃の車を動かしていたり、なぜかピーピー音が鳴っていたり、静かに眠れる環境ではありません。
24時間営業の飲食店は少ない
建物の中にも小さな売店レベルの飲食店はあるものの、夜中は閉まるようです。また満足できる食事は期待しないほうがいいです。
建物の外には売店とバーガーキングがあります。他にもベトナム料理の店もありました。
バーガーキングはセットで30万ドンと衝撃価格。1600円超えです。日本より高い。腹が減ってもさすがにベトナムの物価を考えると空港でこの価格のバーガーキングは食べれません・・・。
タンソンニャット国際空港のWiFi
空港内は無料のWiFiが使えます。速度は早くはありませんが、普通にブラウジングレベルであれば問題ないでしょう。YouTubeを見るのも遅延はしませんでした。
コンセントはないと思った方がいい
壁沿いのベンチの近くにコンセントがありますが、故障しているのが使えないことが多いです。たまに充電している人を見ますが、ちゃんと通電しているのか疑問・・・。多くの人がコンセントをさしてみて諦めています。
ちなみに搭乗ゲート前のベンチにもコンセントはないので大容量の予備バッテリーは必携だと思います。
制限エリア内に入ると仮眠室がある
制限エリア内に入るとカプセルホテルのような仮眠ボックスがあります。出国審査をしたら右に曲がって一番奥にいちしています。
価格が高すぎてどれだけの人が利用しているのかは不明・・・。
仮眠室の前にはつなぎ目のない長いベンチがあるので、ここで横になるのでも良さそう。
無料のシャワー
入国審査を終えて、右に進むと25番ゲートがあります。エスカレーターを降りて25番ゲートの方へ進むとトイレに併設されたシャワールームがあるのがわかります。ここは特に誰かに許可をもらう必要はなく、自由に使えます。
男女別々のトイレにシャワールームが設置されています。
ハンドシャワーとシャンプー・ボディーソープのようなものが壁に設置されています。
タオルやドライヤーなどはないのでかなり使いにくいかな。
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