テンダーロインの治安は悪い、近づかないほうが良いレベル
サンフランシスコの治安の悪い地域として、ダウンタウンの中心にある「テンダーロイン」が有名。
私は治安が悪いと言われているエリアによく行きますし、実際は言われているほど悪くないエリアがほとんどですが、テンダーロインは基本的に一般観光客が立ち入る必要のないエリアですし、できるなら近づかないほうが良いと思える治安の悪さです。
基本的にホームレスと薬物中毒者の多いエリアで安全とはいえません。
ユニオンスクエアから徒歩圏内の治安の悪いエリア
テンダーロインはサンフランシスコの中心エリア、ユニオンスクエアから歩いてすぐの場所に位置しています。中心から少し離れた場所などではなく、普通に歩いていたらテンダーロインに入っていたということが往々にしてあります。
迷い込んでしまったときは街の雰囲気がガラッと変わるので何となく雰囲気でわかるはず。
日中はそこまで危険を感じることはなく、一般の住民もいるエリアなのですが、日が暮れてくるとかなり雰囲気がわかります。日本とは違い外灯も少なく暗いので薬物中毒者やホームレスが出てきてもわからない怖さがあります。
ギャング系の治安の悪いエリアではない
私個人も夜は近づきたくないエリアですが、幸いにもテンダーロインはギャング系のリスクがあるエリアではありません。主に浮浪者と薬物中毒者がリスクのメインになります。そのため、立ち入った瞬間に身の危険を感じるレベルではありません。
とは言えテンダーロインに点在する店の多くは外周に鉄柵を施しているところがほとんどです。キャッシャーももちろん防弾ガラスが設置されていることがほとんどで、テンダーロインでの強盗のリスクは高く防犯レベルは周囲のダウンタウンの店とは違います。
店舗が対策しているということは、何も知らない日本人がテンダーロインを歩いていれば強盗やスリに合うリスクは周辺エリアと比べても飛躍的に高いと言えます。テンダーロインでは薬物購入のために犯罪を犯す可能性が必然的に高まるので注意が必要です。
テンダーロインは現地人も近づかないエリア
これまで何度もテンダーロインには行っていますが、現地の友人と話すとテンダーロインは行かないほうが良いと言われます。無用なリスクをとらないほうがいい、そんなところに行く意味がないということです。
車道を挟んで両側の歩道に浮浪者や薬物中毒者がズラッと座ったり溜まっていたりする道を徒歩で歩くのはけっこう勇気がいります。普通はそれを目の前にすると足が止まるはず。見た瞬間に入らないほうがいいと思えるのがテンダーロインです。
車で通り過ぎるならまったく問題ないので、もしテンダーロインがどのような治安なのかを知りたい方は車で通り過ぎてみるのが安全でお薦めです。