投稿日:2022年2月 8日|最終更新日:2022年2月 8日

雪で飛行機が決行・遅延する条件をまとめてみた

雪で飛行機が決行・遅延する条件をまとめてみた
たまたま雪が10cm以上積もるという予報が出ていた上にフライト予定とガッツリ被ったので、雪が降ったり積雪がある場合に飛行機は飛ぶのか、決行したり遅延するのか、ということをまとめてみました。

吹雪いている場合は確実に欠航

飛行機は雪に弱いわけではなく、強風と視界不良に弱いため、雪が吹雪いていて前方が見えず強風状態の場合は欠航します。

見た目で誰が見ても飛行機は飛ばないだろうと思えるレベルなので、これは疑う余地もないですね。

実際の運用としては、天気の状況を見ながら、飛行機の発着数を3割減らしたり5割減らして運行させます。要は一部欠航や遅延などが発生しつつも少しは稼働している段階です。搭乗予定のフライトが欠航になるも他のフライトは遅延している場合はこれに該当します。

天気が変わらない、悪化していく場合も、最終的に滑走路が閉鎖されます。

積雪量とその状況で欠航になる条件

国土交通省の定めた離着陸ルールが下記の通り。

けっこう積もりに積もったときが結構確実って感じなんですよね。もっと少ない積雪量で欠航になるものかと思っていました。例えば積雪30cmとか。

雪が降っている程度だと飛行機は遅延して飛ぶ

雪が降る、積もる程度であれば飛行機は殆どの場合遅延してフライトが実施されるようです。
雪で飛行機が決行・遅延する条件をまとめてみた
滑走路は除雪作業が行われます。除雪車数台が列をなして滑走路の雪を取り除いていくのですが、これが意外と時間がかかります。

そのあとに滑走路に融雪剤を散布していきます。ちなみに融雪剤は環境負荷をかけないものだそうです。

飛行機にも雪が積もってしまいますのでこちらも除雪作業(ディアイシング)をしてさらに雪が積もらないようになる薬剤を機体に散布(アンチアイシング)します。機体に雪が積もっていることで過去に事故が起きているため入念に行われます。怖いですよね・・・。

この作業は20分ほどかかるため、必然的に20分以上の遅延が発生します。朝から順に離発着していると、離発着の数だけ最低20分の遅延が発生するので、昼や夕方のフライトは数時間の遅延が発生します。

仮にすべてのフライトで除雪作業の遅延が起こると正常なダイヤでは運行できなくなるので、大幅遅延が発生しないように一部フライトは欠航して間引きます。

ちなみにLCCは飛行機が到着してから再び飛ぶまでの時間がかなり短く設定してあるため、除雪作業が間に合わず欠航になる便数が必然的に多くなってしまいます。LCCだから強引に欠航をしているのではなく、時間的にフライトができないから欠航となる数が多いんです。

雪で欠航した場合の払い戻しなど返金対応

雪などの天候不順による不可抗力で欠航になった場合、JALやANAはもちろん、LCCも返金、振替などの対応をしてもらえます。

ただし天候不順の場合はホテルなどの費用は出ません。これは航空会社の責任ではないためだから。自腹になるのでそこだけ注意ですね。

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