JGCに加え、JGCプレミア修行を全て海外発券プレエコで完了。費用や雑感など。
JALは深夜便が少なく弾丸トラベラーの私には少々使いにくい路線が多かったのですが、フィンランドやサンディエゴ、ボストンなど直行便で行ける都市がJALにはあるため、2019年は永久的に上級会員資格をキープできる、JGC修行をしてみました。
さらにその上のJGP修行も同時に行い、明らかにANAよりもJALの上級会員のほうが世界のラウンジを楽しめることに気づいてしまいました。
すべて海外旅行のプレエコだけで解脱したJGC修行、JGCプレミア修行の工程とざっくりとした費用をご紹介します。
JGC修行、JGCプレミア修行の工程と費用
今回はすべて海外発券の航空券で東京を経由地としてさらに別の国に行く航空券をJALプレエコで購入し8万FOPをクリアしました。すべて連休、ゴールデンウィーク、お盆などを利用しました。海外発券の良いところは日本の繁忙期と関係なく価格が安定していることです。
下記はJALカードのボーナスマイルと途中からサファイアになりさらにボーナスマイルがついた実績を記載しています。価格は当時の価格ではなく、執筆現在のレートで日本円を記載しています。
初回ボーナス系
JALカード毎年初回搭乗ボーナスマイル・・・1,000マイル
JALカード入会搭乗ボーナスマイル・・・4,000マイル
JALカード初回ボーナスFOP・・・5,000FOP
JALプレエコ クアラルンプール発券・ニューヨーク行き
2月 クアラルンプール - 東京・・・4,173マイル / 5,407FOP
5月 東京 - ニューヨーク・・・8,404マイル / 7,123FOP
5月 ニューヨーク - 東京・・・8,404マイル / 7,123FOP
6月 東京 - クアラルンプール・・・4,173マイル / 5,407FOP
合計 25,154マイル / 25,060FOP
8,250マレーシアリンギット、212,585円
5月 JALプレエコ クアラルンプール発券・サンフランシスコ行き
6月 クアラルンプール - 東京・・・4,173マイル / 5,407FOP
8月 東京 - サンフランシスコ・・・7,952マイル / 5,530FOP
8月 サンフランシスコ - 東京・・・7,952マイル / 5,530FOP
9月 東京 - クアラルンプール・・・4,173マイル / 5,407FOP
合計 24,250マイル / 21,874FOP
7,750マレーシアリンギット、199,694円
5月 JALプレエコ シドニー発券・ロンドン行き
6月 シドニー - 東京・・・7,538マイル / 7,695FOP
9月 東京 - ロンドン・・・12,739マイル / 6,614FOP
9月 ロンドン - 東京・・・12,739マイル / 6,614FOP
12月 東京 - シドニー・・・7,538マイル / 7,695FOP
合計 40,554マイル / 28,618FOP
2,741豪ドル、199,479円
合計3回のプレエコフライトでJGP修行を解脱
約61万円、FOP単価7.6円でJGP解脱
ご覧の通り、3枚の海外発券で8万FOP解脱しました。すべて1泊前後の弾丸海外旅行でしたが、JALプレエコを利用し十分楽しむことができました。
海外発券のJALプレエコは繁忙期に行ったにも関わらず611,758円となりました。海外発券の航空券だけでFOP単価を計算すると、7.6円/FOPとなりました。東南アジアと欧米、オーストラリアに好きな大型連休期間に行ってこの価格ならありだと思います。
フライト自体は修行という感覚はゼロですべて楽しむことができたので良かったと思います。回数修行する方はすごいですね。
翌年以降のJGP継続修行はJGC会員用の8,000FOPがつく
一度JGCを取って会員を継続していれば、翌年は自動的に8,000FOPが加算された状態からスタートできます。一般マイレージ会員は5,000FOP加算なので3,000FOPも多くスタートできます。これは大きいですね。実質72,000FOPで最上級会員の資格が得られるなんて。
ANAのダイヤだと10万PPが毎年必要で、その差何と28,000FOP分ですよ・・・。これは正直継続する気が起きません。
さらに3万円分のe-JALポイントももらえる
JGCの継続ではもらえない、JGPだけのe-JALポイントが3万円分ももらえます。ということは初年度はまるまる現金持ち出しですが、翌年以降は毎年3万円分のe-JALポイントを充当して3万円引きでJGP継続修行が可能です。これによりさらにFOP単価を下げることが可能です。
修行は海外発券しか選択肢はないと思ったほうが良さそう
JGCは一度取ればクレジットカードの年会費さえ払い続けられれば半永久的に上級会員の資格を維持できますが、世界中のワンワールドのファーストクラスラウンジには入ることができません。
JGPを取った理由のひとつがファーストクラスラウンジを堪能できるからです。それと上級会員向けの加算ボーナスマイルが倍と多いため、特典航空券に必要なマイルがフライトとともに膨大に貯まっていくこと。
できれば毎年か年初3ヶ月でJGP達成する隔年修行で維持していきたいなと考えています。それに必要なのは確実に海外発券のプレエコです。今回のように3つの海外発券の航空券を各20万円以下で揃えて年初の1~3月に済ませてしまうと隔年修行で解脱できます。
回数修行ではまず無理がありますよね。また国内線FOP2倍もありますが(2020年より1.5倍に改悪されました)、あまり国内を何往復かするのも興味がないので微妙。もし良い価格で航空券が手に入るなら組み込もうと思いますが、1~3月はJGPとダイヤの隔年修行僧が大量に湧き出てくるので避けたいところでもあり悩みどころですね。
私はやはり海外旅行行くのが好きなのでJGPを維持するのに海外発券を継続していくかな、と考えています。というのも、計算するとJGP更新時のe-JALポイント3万円分を考えずに計算するとFOP単価は6.4円にまで下げられるんです。これは単純に80,000FOP×6.4円=512,000円の修行費用になるんですね。これはすごく安いと思います。しかもこの旅行はGWやお盆などの大型連休に海外旅行に行けること、最低滞在日数を無視した1泊旅行ができることすべてを含んだチケット、しかも全行程プレエコでゆったりフライトできるんですから、驚きとしか言えません。
ちなみにこの計算から引かなかったe-JALポイント3万円分を差し引くと49万円を切ります。毎年同じルートで同じような物価と燃油サーチャージで推移していれば大体49万円以下でJGP維持が可能。
国内の単純往復ではなく色々な国に行けてこれなら毎年更新し続けてもアリだと思います。
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