アンコールワットの日の出観光と撮影ベストポジション
アンコールワットは遺跡観光とは別に、早朝にでかけて日の出を鑑賞するのが定番となっています。朝日がアンコールワットの後ろから出てくるところを一度は見ておきたいですよね。
日の出前の出発時間、チケットの購入から日の出撮影のためのベストスポットまで詳しく解説します。
前日にトゥクトゥクを予約しておく
アンコールワットの日の出ツアーもありますが、高いお金を支払う必要はありません。個人でトゥクトゥクをチャーターしたほうが無難です。
前日までに、翌朝のピックアップ時間と場所、料金を調整して予約しておきましょう。料金はアンコールワットの日の出往復だけだと10ドルが相場です。二人で乗っても10ドルは変わりません。
お薦めはアンコールワットの朝日鑑賞と、そのあとの日中の遺跡観光、さらに夕方の夕日鑑賞までつけて35ドルのトゥクトゥク1日チャーターです。私はこれでメインとなる遺跡観光すべてできました。
出発時間
パブストリートなどの中心部にホテルを取っている場合は、大体4時半~5時までにホテル前に集合してピックアップしてもらいます。
日の出の時間は季節によって差はありますが、大体これくらいの時間に出発すると想定していきましょう。
アンコールワットの開場時間
アンコールワットは朝5時にオープンします。まだ日の出時間ではありませんが、この時間に入らないと日が昇ってくるので妥当なオープン時間だと思います。
遺跡観光チケットを購入
トゥクトゥクでホテルを出発すると遺跡鑑賞チケットを持っているか聞かれます。持っていない場合はまず遺跡観光チケット販売所に立ち寄ります。
既に前日からのパスを持っているならそのままアンコールワットへ向かいます。
チケット販売所
まだ夜明け前ですが大勢の観光客がチケット購入に立ち寄ります。
トゥクトゥクドライバーとあとで合流できるか不安になりますが、実際は普通にお互い顔や服装を覚えているので問題ないと思います。
1日、3日、7日パスで販売カウンターが分かれている
チケットカウンターは1日パス、3日パス、7日パスと日数でカウンターがわかれています。支払いはクレジットカードでもOKです。
- 1日パス・・・1日間有効、37ドル
- 3日パス・・・1週間有効、62ドル
- 7日パス・・・1ヶ月有効、72ドル
アンコールワット周辺で1日必要、翌日以降にラピュタのモデル!?と話題になった「ベンメリア」に行くなら3日パスがお薦め。私は3日パスを購入しました。
チケット販売所の外で待っているトゥクトゥクドライバーと合流し、アンコールワットへ向かいます。
夜中のように暗いですが、チケット購入と移動時間、できれば朝日鑑賞を最前列で見たいので早め行動がベスト。
アンコールワットについたら人についていけばOK
アンコールワットに着いたら、人がどんどん奥に入っていくのでついていけばOKです。私もどこに何があるのか初めてだったし真っ暗だったのでわかりませんでしたが、ついていったらアンコールワットの撮影スポットまで着きました。
このときスマホのライトで照らしながら歩くと安全。多くの人がそうしているので足元くらいは見えますよ。
アンコールワット朝日の撮影スポット
アンコールワットの日の出が一番きれいに撮影できるスポットと言われているのが、この地図にあるふたつの池のうち上にある池です。
アンコールワットを正面にして左側の池ですね。この池にアンコールワットが反射してとても美しい日の出を撮影することができます。
しかし私が行ったときは池の工事をしていて柵ができていたのでここで撮影はできませんでした。残念・・・。
アンコールワットに向かって右の池から撮影しましたが、真横から太陽が昇ってくるのであまり感動的な雰囲気ではなかったのが残念。斜め左側から見ると丁度アンコールワットの後ろから朝日が昇ってくるように見えます。
朝日鑑賞のあとはホテルに戻る?
朝日鑑賞のあとは半分以上の人がホテルに戻って朝食を食べるようです。
私はホテルには戻らずそのままアンコールワットを見学しました。というのも観光ツアー客が大挙して押し寄せるのが午後だからです。
しかし午前のツアー客が少ないのには理由があって、正面からのアンコールワットが逆行になって撮影しにくいからなんだとか。とは言え人の少ないアンコールワット見学は快適なので、ぜひそのままアンコールワットを見学するのをオススメします。
アンコールワット朝日のベストシーズン
アンコールワットの朝日鑑賞にベストシーズンは特にありません。いつ行っても問題ありません。
カンボジアには雨季と乾季があるので、雨で朝日鑑賞ができないことを考えると乾季である11~2月くらいまでがベストシーズンと言えるかもしれません。
しかし雨季にも良いところがあり、アンコールワットの撮影スポットである池の水がたっぷりあり(乾季は水が少ない)、反射がより楽しめること、また雨上がりだと空気が澄んでいて空のグラデーションがとてもきれいに映えることなどが挙げられます。ただし雨で見れない場合もあるのが難点です。
どちらを取るか、ですが私は乾季に行ったことがあるので次は雨季の終わり頃に行ってみたいなと思います。
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