海外旅行でスーツケース何キロまで無料で預けられる?
海外旅行の飛行機で預けるスーツケースの重量は基本的に23kg/1個の単位で考えます。ビジネスクラスの場合などは32kg/1個の単位になります。
状況によって預けられるスーツケースの数が違うため詳しくまとめました。
JALやANAなどは通常23kg/1個のスーツケースを2個まで無料で預けられる
LCCではない「フルサービスキャリア」の場合は通常エコノミークラスの場合23kg/1個のスーツケースを2個まで無料で預けることができます。どちらか一方でも23kgを超えると超過料金が取られます。そのため空港カウンターでは荷物の移動や整理をしている人がたまにいます。このような人たちは1つあたり23kgをオーバーしているからです。
フルサービスキャリアはANA、JAL、アメリカン、ユナイテッド、ノースウエスト、カンタス、エールフランス、シンガポール、ルフトハンザ、エア・カナダ、などなど。
一時期は重量を抑えていた時代があり、そのときは23kg/1個だけ無料という時期がありましたが、現在は2個まで無料です。
ビジネスクラス、ファーストクラスの場合は32kgまで拡張される
ビジネスクラスやファーストクラスの場合は32kg/1個のスーツケースを3個まで無料で預けることができます。1個あたりの重量がエコノミークラスよりも9kgも増えて、さらに最大3個まで預けられるようになります。
航空会社によって若干重量の上限が変わりますのでそれぞれ詳細は公式サイトで確認しましょう。とは言えこの重量が標準的です。
航空会社の上級会員はさらに多く預けられる
ANAやJALの上級会員になると、さらに1個無料でスーツケースを追加できます。
例えば上級会員がエコノミークラスに乗る場合、23kgのスーツケースを2個+1個の合計3個無料で預けることが可能です。
上級会員がビジネスクラスとファーストクラスに乗る場合、32kgのスーツケースを3個+1個の合計4個無料で預けることが可能です。
ちなみに上級会員はたくさんフライトする出張族だけが慣れるものと誤解されていますが、一般の旅行者でもなることが可能です。しかも半永久的に上級会員資格を維持する方法もあり、私も半永久的な上級会員として何年も海外旅行を楽しんでいます。
詳しくは下記をご覧ください。
⇒【ANA】永久に上級会員を維持する方法と永久上級会員の全貌
⇒JALの上級会員を半永久的に継続する方法
LCCは最低料金だとスーツケースを預けられない
LCCの場合、最低料金で乗ろうとするとスーツケースは預けられません。機内持ち込み用の小さなスーツケースで7kgまでしか持ち込むことが出ないので注意が必要です。
もしもっと重い重量のスーツケースを預ける場合は別途オプション費用を支払って預けます。預ける荷物が多い場合などは、もう少しお金を出してフルサービスキャリアのANAやJALを使ったほうが機内食も出ますし快適なフライトを過ごせることもあるので、スーツケース預け入れの追加料金を含めて比較してみましょう。