投稿日:2022年9月20日|最終更新日:2022年9月20日

エコノミークラスでお薦めの座席

海外旅行の飛行機でエコノミークラスしか予算が取れないけど、極力疲れが残らない快適な座席をご紹介します。

知っているのと知らないのとでは雲泥の差。一度座るとほかのエコノミークラスには座れなくなるでしょう。

非常口席

非常口の通路が前にある座席

最もお薦めなのは非常口席です。機体の左右に非常口が1箇所ずつ2つ、大きな飛行機だと真ん中と後方に合計4つあります。中型機だと真ん中に左右2つしかありません。

この非常口のドアの前は非常時通路として人が通るためのスペースがあります。非常口席というのはその通路に面した最前列の座席ということです。

脚を伸ばして座れる唯一のエコノミークラス座席

前の座席がなく、正面には離着陸時にCAさんがこちらを向いて座るエリア。脚を伸ばしても前の壁、CAさんの座席までまったく届かないほどスペースがあります。脚を伸ばしたり立ち上がったりしやすいため、通路側でも窓側でもどちらでもトイレに行きやすいのもメリットです。

非常口席を座席指定するときの注意点

非常口席に座った人は緊急時に乗客を誘導する手伝いをすることに同意する必要があります。そんな緊急時はほぼなく、またそのときにいち早く逃げ出す人もいると思いますししても仕方ないこともあるでしょうが、基本的には緊急脱出の際のCAさんのサポートをすることが責任としてあります。

また非常口席は航空会社の上級会員しか事前座席指定できない場合があります。座席にばバツ印がついている場合は既に取られているか、上級会員しか選択できないようになっています。

さらに航空会社によっては別途座席指定料金を支払うことで非常口席を座席指定できるところもありますので、それぞれ座席指定の際に見てみてください。

海外の航空会社の場合は、緊急脱出時に乗客を誘導したりCAとのコミュニケーションがとれないといけないので、英会話ができないと座席指定していても当日英会話ができる人と座席交換されてしまうこともあります。日本のANAやJALではこのようなことはありませんが、海外の航空会社を利用するときはある程度英語が話せないと座席移動させられてしまうリスクがあります。

最後部の2座席

通常窓側の座席が3席ある機体で、最後部だけ2座席になっている機体があります。そのような機体に当たった場合、最後部の窓側の座席は窓と座席の隙間が空いていて余裕があります。

着陸後機内から出るのが一番最後になってしまいますが、非常口席が取れない場合は最高部のこの座席もお薦めです。

最後部のトイレやギャレーのすぐ前なのでトイレに行ったり飲み物や軽食をもらったりもしやすいですよ。

関連ページ