投稿日:2018年7月17日|最終更新日:2018年7月17日

【SFC】ANA上級会員資格を半永久的に維持できるスーパーフライヤーズカードとは

ANAの年間搭乗の多い人が得られるスーパーフライヤーズカード

ANAの上級会員資格をクレジットカード年会費を払い続ける限り永久的に維持することができるのがスーパーフライヤーズカードです。

スーパーフライヤーズカードのことを略してSFCと呼びます。年会費はカード会社の種類によって違いますが、最低1万円ほどかかります。これを支払い続ける限り、エコノミークラスのチケットを購入したとしても、ANAラウンジやスターアライアンス系列の空港ラウンジが無料で利用できたり、スーツケースを1個余分に無料で預けられたり、運が良ければエコノミーよりも上のプレミアムエコノミーに無料でグレードアップできることも。

スーパーフライヤーズカードの特典

これらはANAの上級会員であるプラチナステータスとほぼ同じ特典です。これだけ付いていると安いエコノミークラスに乗ったとしても飛行機、空港ともに楽しむことができます。個人的にはラウンジでお酒と食事を無料で楽しむこと、スーツケースを1個余分に無料で持ち込めることがとても有り難いなと思っています。

また24時間前になってプレミアムエコノミーが空席ならすぐそこに無料アップグレードを入れます。エコノミーとプレミアムエコノミーの差は、座席の広さであり、価格差が10万円近くなることもあります。この特典は非常に使えると思います。

スーパーフライヤーズカードは家族カードにも同等の効力を発揮する

スーパーフライヤーズカードは年間に5万プレミアムポイントを達成することが条件ですが、ひとりでそれだけ乗ればあとは家族カードを発行するだけでその家族カード会員もSFC本会員と同等の効力が得られます。家族カードは1枚1万円もしないので夫婦であれば必ず発行しておくことです。

これでふたりともANAの上級会員であるプラチナステータスと同等の待遇になります。家族カードが本会員カードと同等である、というのが、皆がこぞってスーパーフライヤーズカードを必死で取る理由です。

スーパーフライヤーズカード取得条件

スーパーフライヤーズカードは年間のANAとANAが加盟する連合、スターアライアンスの航空会社の飛行機に乗って5万プレミアムポイントを貯めることでSFC発行条件を満たします。ざっくりとまとめるとこのようになります。

基本的にANAで海外旅行に行けば自然とプレミアムポイントは貯まります。しかしマイルの加算と同様に安いエコノミークラスは実際の飛行距離が100%マイルとして貯まらないのと同じで、プレミアムポイントも少ししか貯まりません。私はSFC取得のためにビジネスクラスやプレミアムエコノミーに乗ってできるだけプレミアムポイントの付与率が100%のフライトにして年間が5万PPを達成しました。

ポイントは安いクラスではなく、この1年間だけそれなりの価格のクラスに乗って5万PPを達成することです。安いクラスだと年間フライト数はアメリカでも12回くらいは往復しないと難しいでしょう。お金よりも時間がかかって仕方ありません。

効率よく5万PPを貯める方法

長距離路線に乗れば毎回プレミアムポイントも多くつきますが、実はアジア圏は飛行距離の1.5倍のPPが貰えます。またアジアだけでなくシドニーも特別に1.5倍の倍率がつけられています。

ですから無理にイギリスやニューヨーク、メキシコシティーなどの長距離路線でしかも高価格な航空券を買う必要はなくなります。

お薦めはシンガポール、マレーシア、シドニーなどです。これらは7時間ちょっとのフライトで距離もかなりある上に1.5倍の倍率がつくため、もしプレミアムエコノミーに乗ったとすると100%飛行距離分のプレミアムポイントが1.5倍になるため、すぐにスーパーフライヤーズカードの条件をクリアできます。

SFCの条件クリアのための必要プレミアムポイントを計算する

ANA公式のマイルシミュレーターがありますので、ここで計算します。基本的にプレミアムエコノミーに乗ることを前提に考えてみましょう。値段は張りますが少ないフライト数で5万PPの条件をクリアできます。

これらの路線は比較的安いセールが出ることがよくあるので、セール期間中に予約してしまいます。私は実際にこれらのプレミアムエコノミーとエコノミーを組み合わせてSFCのための旅行を組みました。この例では合計で36,000PP以上になるので、あとはエコノミークラスの北米やヨーロッパなど行きたい国を設定して海外旅行を楽しむことで5万PPを達成できるでしょう。

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