投稿日:2019年8月27日|最終更新日:2019年8月27日

マリオット、SPGの事前払い24時間以内のキャンセルについて

マリオットと統合されたSPGの公式ページ予約には事前払いでキャンセルができない予約が最も安く、このレートで予約することがほとんどでしょう。

しかし基本的に予約後24時間以内であれば予約キャンセルが可能です。

キャンセル料なしでキャンセルできます、という意味不明な記載

マリオットの予約画面では下記のような「ご予約の変更はできません」という表記とともに「○年○月○日まではキャンセル料なしでキャンセルできます」という記載があります。

これが意味不明で、変更できない予約フォーマットなのかできるのか、非常にわかりにくくなっています。

実はこれ、予約確定時間から24時間以内であれば無料でキャンセルできることを意味しています。事前支払いと言っても実はその場でクレジットカードに請求がいくわけではなく、予約後24時間後に請求が行くようにしてあり、その間はキャンセルが可能です。なので宿泊費の請求は予約後24時間以内であれば来ません。

キャンセル料なしの意味が伝わりにくい

マリオットの「キャンセル料なしでキャンセルできます」という表記が誤解を生むような書き方をあえてしていると思われます。

というのもキャンセルするためにはそもそも宿泊費は別の「キャンセル料」がかかるような書き方をしているからです。これはキャンセルしたいときに迷ってしまいますよね。私も迷いました。この不安や損するかもしれない心理を利用しているとしか思えません。そうでないのであればマリオットもしくはホテル業界が利用者がどうとらえるかの想像力が欠如しているかのどちらかでしょう。

キャンセル画面を進んでもこのように念押しのように同じ文言があります。不安ですよね。

しかし予約後24時間以内であれば問題ありません。書くなら「予約後24時間以内であれば全額返金できます」や「予約後24時間以内であればカードからの請求・引き落としはありません」と書くべきでしょうね。

予約後24時間以内であればキャンセルが可能

予約後もしくは購入後24時間以内であれば問題なくキャンセルできるのは顧客保護の観点から実施されているものです。事前支払いとキャンセル不可というのは実は24時間以内であれば事前に決済されることはなくキャンセルできるということなんです。

顧客の視点からもこの記載ははっきりとわかりやすく記載すべきでしょうね。何度見ても記載の日付までの間でも予約変更はできないように見えて不快です。

しかし当然ながら24時間経過していればキャンセルの際にすでに請求されているので事前支払いの場合などは特別な事情がありそれを説明しても全額戻ってこない可能性が高いです。

24時間以内にベストレート申請をする

私はこのように事前支払いの予約をして24時間にベストレートの申請をするようにしています。失敗すればキャンセルでOKです。

マリオットのベストレート申請は24時間ギリギリに返信してきたりするズルいやり方をしてくるのでキャンセル前提で予約する方は気をつけてくださいね。

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