投稿日:2018年7月17日|最終更新日:2018年10月 1日

【宿泊記】ザ・プリンスさくらタワー・マリオットは最高の客室!ラウンジも朝食も最高

マリオットプラチナチャレンジの一環で宿泊した『ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション』。一見マリオット系列とはわかりませんが、しっかりとゴールド特典を受けられるマリオット系列のホテルです。

「ザ・プリンス」というのは日本の最高峰ホテルチェーン、プリンスホテルグループの「プリンスギャラリー」(SPG系列の紀尾井町がこれに該当)に次ぐトップブランドであり、マリオットグループのオートグラフコレクションにも参加しています。高輪には今回宿泊した「ザ・プリンス」の下のグレードとなる「グランドプリンス」ホテルが2つ密集している高級ホテルエリア。マリオットプラチナ修行で最高峰で高級な「ザ・プリンス」ラインに泊まれるのはラッキーとしか言えませんね。

プリンス さくらタワー東京の行き方とエントランス

『ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション』は品川駅の高輪口を出て正面右側に見えるタワー。横断歩道の信号待ちなどを入れても徒歩5分程度で着いてしまいます。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ぐるっと坂を登って・・・。この坂の上の高台にあるのが『ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション』です。昔からある老舗ホテルらしい立地ですよね。品川にありながらとても静かな佇まいです。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
正面入口まで来ると、スタッフがお出迎えしてくれます。車などで来るとドアを開けてくれたり中への案内の声掛けをしてくれます。入り口までの小刻みな階段と屋根、門が高級感漂います。このように天気の良い昼間もキレイですが夜のライトアップされたシーンもとても幻想的。静かなので余計そう感じます。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ここがエントランス入口の外の自動ドア。これをあけてさらに中の自動ドアを開けるとエントランス。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
エントランスはとても広く、入って右奥に受付カウンターがあります。ここでチェックイン。12時前に着いてしまいましたがゴールド特典なのかアーリーチェックインができました。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ちなみにエントランスの奥から中の自動ドアに向いてソファに座るとこんな感じになっています。ソファやテーブルがたくさんあり、打ち合わせなどをしている人たちもいました。木目と石が基調となっていてとても落ち着いた空間になっています。エントランスデザインは有名デザイナーが空間的にもデザインしたんだろうと思われる部分が随所に見られます。正直、調度品はもちろんですが、それ以外の設計段階で通常以上にコストをかけている印象。やはり「ザ・プリンス」ラインは違いますね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
エレベーターはルームキーをかざさないとボタンを押せないようになっていてセキュリティ面でとても安心です。今回は9階の部屋にアサインされました。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
エレベーターを降りた9階のエレベーターホールです。とても落ち着いていますよね。プリンスホテルの中でも高級ホテルに位置していますが、ゴテゴテ感がなくて好印象。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
廊下はまっすぐ。ドア部分は一度凹んでいるのでプライバシー性が保たれる感じです。

客室レポート

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクションはデラックスルームから用意されています。今回は1キングベッドルームのデラックスルームとなりました。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
中に入ると廊下があり、奥にベッドルームとなっています。窓が大きくとても明るいですね。さくらタワー東京は高台にあり、周辺を遮る建物もありません。特にプリンスホテルグループ自体がとても良い立地に建てられることが多く、ほとんどのホテルで窓はとても大きく広く取られています。今回のさくらタワー東京も例外ではなくとても開放感ある客室という印象ですよね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
客室全景はこのようにとても広いです。白と茶色をベースとして落ち着いていながら清潔感もあります。綺羅びやかでギラギラした高級感とは違う、日本のホテルだからできる高級感を感じます。

キングサイズのベッドとテレビボード、デスクまでの距離もしっかりとってあり、さすがデラックスルームというだけある広さです。窓際にはソファが2脚にテーブルがある余裕の広さです。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ベッドはキングサイズということですがダブルサイズのベッドフレームをふたつ繋げてありました。マットレスは1枚のキングサイズ。和の雰囲気もあり、日本のホテルの良さも残してあるのが良いと思います。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ベッド側からテレビ側を見ると、コーヒーメーカーや50インチテレビと並び、デスクとチェアがあります。そして奥には空気清浄機が作動していました。良い感じです。室内の広さは46㎡とかなり広めです。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
玉手箱が置いてありました。開けてみると・・・。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
何かがくるまっています。上質な生地です・・・。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
開けると変換プラグ、LANケーブル、そしてUSBの複数タイプとガラケーの各社のタイプを網羅した充電ケーブルが入っていました。こんなサービス見たことありません。驚きが大きかったです。外国人にとってもとても嬉しいと思います。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
その下には卓上の折りたたみ鏡が入っていました。洗面所ではなくデスク側で使えるのは良いですね。気配りが素晴らしいと思います。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
玉手箱の下には冷蔵庫。中身は有料です。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
隣にはグラスやティーカップ、コーヒーやティーバッグなどが入っています。これらはすべて無料です。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
下にはミニバーが完備。これらは有料なので手を付けないようにしましょう。SPGアメックスカード付帯のゴールド特典があればラウンジでお酒も軽食も飲み放題&食べ放題ですからね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
プリンスホテルのミネラルウォーターは無料です。しっかり無料と明記してくれるとわかりやすいですよね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ソファとテーブルもありゆったりと室内で過ごすことができます。このスペースがあるだけでも広さと余裕を感じます。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
しかこんなにきれいでみずみずしい花も。心遣いが感じられますよね。とても贅沢です。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
外の景色はこのように開けています。他のビューの部屋も価格が高く設定されてあるようですがこれで十分だと思います。そして室内はとても静か。品川の喧騒を完全に忘れてしまう静けさです。これはとても良い滞在ができるはずです。

贅沢なバスルーム

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
バスルームは客室に入って右側にありました。化粧台、洗面台&イスがあり広さは十分です。鏡がどちらにもついているのは良いですね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
化粧台に置いてあるのがアメニティセットです。このように上質な厚みのある和紙でくるまれていて高級感と日本の品の良さを感じます。どこまでも豪華ですね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
中身は石鹸、シャンプー、歯磨きセット、カミソリ、櫛、化粧水、乳液など一通り揃っています。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどなど種類が豊富なプリンスホテルブランドのアメニティも。ここまで種類を揃えているのも贅沢です。消耗品にもかかわらずここまで用意している贅沢感は滞在が楽しくなりますね。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ジェットバスにシャワールーム。今回はシャワールームしか使いませんでしたが、次回泊まる機会があればゆったりと湯船に浸かりたいです。バスローブやタオルなどのリネン類も充実していました。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
トイレは当然バスルームとは別でバスルームとは反対の室内に入って左側に独立してあります。壁紙も上質ですしタンクレスで清潔感もあります。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ちなみにトイレの隣には十分な広さのクローゼットも完備。すべて抜かりありませんね。

国内ホテル史上最高のジム環境

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクションにはジムがあり、しっかりと受付スタッフが常駐しています。フリーで使えるだけのジムスペースかと思っていましたが、ジムスペースの広さと器具の充実具合が日本とは思えないレベルで驚きました。海外でもここまでしっかりした最新の器具を取り揃えているところはないでしょう。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
奥までぎっしりと最新のジム器具が並んでいます。一般的なジムに置いてあるマシンは一通りすべて揃っている感じですね。トレッドミルも数台あり、自走式のトレッドミル、最新の複合型ケーブルマシンも設置されていました。いつものジムには置いていないようなこれらの器具をプリンスさくらタワーで試してみるのもよいかと思います。

夜のルームメイク

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
色々と作業をして夜部屋に戻ると、ベッドにはバスローブが置かれ、床にはタオルとスリッパが用意されていました。恐らく寝る前のルームメイクサービスが入ったのだと思います。

ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
ベッドにはリッタースポーツのチョコレートと明日の天気が書かれたメモが置かれていました。

翌朝は全居室の扉に朝刊が手提げに入った状態でかけられているサービスぶり。ホテルチェーンの中でもザ・プリンスは最高級クラスになるため、ここまでサービスしてくれるのですね。JWマリオットなどもランクが違うグループはこの手の手厚いサービスが受けられるので、今回のザ・プリンス さくらタワー東京はとても良い印象しかありませんでした。プラチナチャレンジで利用するくらいしかここまで高いホテルはなかなか泊まることはできませんが良い経験になったと思います。

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