【宿泊記】YWCAバンクーバー
2023年の夏シーズンはバンクーバーのホテル価格が高騰しマリオット系列のホテルに泊まることを断念。そこで見つけたのがYWCAというホステルのようなホテルでした。
部屋プランが3種類あって、今回は最も安いプランに1泊14000円ほどで泊まってきました。これでもバンクーバーのホテルと比較すると安いので、いかにホテル価格が高騰しているかがわかると思います。
YWCAバンクーバーの立地
バンクーバー空港から行くと、バンクーバーシティーセンター駅で下車し、下り坂を徒歩10分ほど。帰りは登り坂になるので、荷物が多い人は大変かも。
空港直結ではない路線であれば、最寄り駅はスタジアム・チャイナタウン駅です。
立地はスタジアムまで徒歩1分の位置にあり、中心エリアから少し離れているものの、ギャスタウンにも近くかなり便利な場所で低価格ホテルが利用できる形になっています。
近くにコストコがあり、会員であれば安く食材を買うことも可能です。直線で徒歩3分の位置にセブンイレブンがあり、マクドナルドやスーパーのIGAなども周辺にあります。
YWCAバンクーバーの部屋プラン
YWCAバンクーバーには部屋のプランが3つあります。
- トイレ・バスあり
- トイレ・バスを隣り合う2部屋で共用
- トイレ・バスはフロアの共同バスルームを利用
私は最も安い「トイレ・バスはフロアの共同バスルームを利用」を予約し、3泊で500ドルとなりました。円安も異様に進んでいて、1泊あたり14000円ほど。
私が宿泊した4階のフロアのフロアマップを見ていると、トイレもバスもない部屋は4部屋しかありませんでした。
ということは、4人で2つのトイレとシャワールームを使うことになるようです。この比率は比較的良心的かなと思いますし、シャワーで渋滞するようなことは3日間一度もありませんでした。
フロント
1階はフロント、待合エリア、自販機やトイレなどのスペースになっていました。
受付ではパスポートの提示、同意書のサイン、クレジットカードでの支払いをして部屋のカードキーを受け取りました。
1階には待合スペースに無料のホットコーヒーが設置されていました。他に夏シーズンだからだと思いますがフルーツが入ったフレーバーウォーターのタンクも用意されていました。これは朝喉が渇いたときなどに重宝しました。
自販機の価格はコンビニと大差ないので、徒歩3分ほどの距離にセブンイレブンがありますが、ちょっとしたお菓子を買うくらいならYWCAの自販機でも問題ないと思います。
YWCAのトイレ・バスなしの部屋
今回はトイレもシャワーも共同の部屋だけのプランで予約しました。
室内に入るとベッド、デスク、洗面シンク、タオルなどが置かれた棚があるシンプルな部屋でした。ここにクローゼットがあればどこかの大学の寮のような感じです。
広さは普通に過ごすだけなら十分なスペースがあります。
しかしベッドがシングルサイズでかなり狭いので、普段ダブルで寝ている私としてはちょっと窮屈でした。
タオルは各種2枚ずつ用意されていて、エコのため乾かして繰り返し使ってほしいとの注意書きがありました。もし交換してほしい場合はシンクに置いておけば新しいタオルと交換するとのことなので、私は毎回交換してもらえました。
アメニティは紙コップと固形の洗顔石鹸が置いてありました。
歯ブラシはないので持参するか現地購入が必要です。水も部屋にはないので毎日の水分補給の費用もかかります。水はスーパーで最安のもので1ドルちょっとで1.5Lほどで購入できます。
共同のトイレとシャワールーム
共同のトイレは1フロアに2つ。そのうちひとつにシャワーがついていました。
トイレとシャワーがついていない部屋は少ないので頻繁に誰かが使っていて使えないということはありません。
ほとんどの人の部屋に専用か2部屋共同のトイレとシャワーがついているので、こちらのシャワールームは汚れていて使いたくない、ということはありませんでした。
鍵は内側から掛かっていて使用しているとこのような表示になります。
鍵が壊れているとかもなく、女性でも安心して利用できるのではないかと思います。
9階にはなぜかバスタブだけがあるバスルームがありました。基本的にどの階のトイレ、バスルームも同じカードキーで入れるのでバスタブに浸かりたい人は利用してみるのもありかも。私は自分の階のシャワーだけ使いました。
清掃は毎朝入ることは確認できました。午後に使用したときは朝清掃してから誰も使っていないと清掃の人に聞き、きれいな状態でした。やはり4人だけで共用しているので通常のホステルの共同バスルームとは使用頻度が違うなと実感しました。
4階のフィットネスルーム
4階にはフィットネスルームが用意されています。と言っても簡易的な筋トレ器具と有酸素運動器具が置いてあるだけ。1部屋分をジムとして改装したような広さなので、普通のホテルのジムとは別と思ったほうが良いかも。
その代わりと言ってはなんですが、階段の扉には「運動なら階段を使うだけでできる」とメッセージが貼ってあって笑いました。確かに階段の昇降は下半身トレーニングと心肺機能向上に最も有効ですからね。
食堂とキッチン
食堂とキッチンもついています。この辺がYMCAのような感じですよね。宿泊費自体は安くないですが、それでもYWCAはバンクーバーの中でも低価格のホテルに入るので自炊需要はかなり高そうです。
キッチンは3つあってそれぞれにのコンロとシンク、電子レンジがついています。調理が可能ではありますが、調理器具はフライパンしか置いてありませんでした。エレベーターに注意書きで、キッチンを利用する場合は一度スタッフに声がけしてくださいと書かれていたのでそこで使用したい調理器具が貸し出されるのかと思います。包丁やナイフが置いてあると凶器になるので確かに貸出にしたほうが安全ですね。
テーブル席もいくつかあって、ここで食事をすることができます。が、私は部屋で食事しました。深夜になると施錠されてしまいます。
11階の屋上テラス
11階には屋上のテラスがあります。開放時間は決まっているものの開放的で夏には最高の設備だと思います。朝は8時オープンなので朝食時間としては少し遅めですが、1階でコーヒーを入れて屋上テラスでのんびりするのも良いでしょう。
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